髭の毛抜き処理はとても危険?発生するトラブルとケア方法について
髭を剃ってしまうと地肌がダメージを受けてしまうため、あえて毛抜きによって処理している方がいるかもしれませんが、これはカミソリや電気シェーバーを使った脱毛と比べて大変危険といえます。
毛抜きは大変手間のかかる処理方法であり、しかも髭は濃く太いため痛みも非常に大きなものです。
しかし一度やり始めるとつい続けてしまう中毒性も含んでいますが、これを行うメリットはあるのでしょうか?
毛抜きは、毛を毛根から完全に処理してしまうことができるため、永久脱毛に近い状態になることができます。
濃い人ほどその効果は高く、全部抜ききったなら見た目よく仕上がります。
しかしこれは一時的なものであり、しばらくすれば毛はまた生えてくるので、その場しのぎでしかありません。
その後に待っているのは毛抜きによる副作用であり、場合によっては病院での治療が必要となります。
毛を抜いたことによって、毛穴は雑菌の侵入を許してしまう状態となります。
そのため菌が繁殖、侵入しやすくなり、毛のう炎などの皮膚トラブルが発生します。
毛のう炎とは見た目こそニキビに近いものですが、重症化すると痛みも出る大変危険な状態で、治療のためには皮膚を切開しなければならないケースまであります。
また、毛抜きで抜いた際に毛が途中で切断されると、毛穴の中で成長を初めて、皮膚表面に出てこられない状態となる埋没毛となってしまう場合もあります。
一度埋没毛となってしまうと取り出すのは難しく、取り出すために肌へダメージを与えることで、また埋没毛を繰り返す最悪の状態となります。
毛抜き処理後は毛穴に細菌が入りやすくなるために清潔に保っておくことが難しく、ニキビや腫れなどの炎症が発生しやすくなります。
10代や20代の若く健康な方ならば、免疫力も高く毛抜きが問題なく続けられる場合もありますが、歳を取ることで体力や抵抗力が落ちてくると、重症化しやすくなります。
毛抜きは肌へ触れてこそいませんが、強く引っ張られるために刺激を与えてしまい、色素沈着を引き起こすこともあります。
毛抜きしてしまった場合は無闇に手を触れないようにして、異常を感じたら病院へ通院することも視野に入れましょう。
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